ゴルフ情報局 お知らせ
マスターズ:石川遼、新たな試みに挑戦
きっかけは昨年大会2日目、予選通過線上で迎えた池越えの16番パー3。ピンを狙った1打目をグリーン手前のバンカーに落としてダブルボギーとし、予選落ちに終わった。「あの悔しさがあったからこそ、日本に帰って(最年少)賞金王になれた」と石川。「まだ、その悔しさは続いている」と続けた。
マスターズを「1年間の成果を試すテストの場」と位置づける。今大会に向けては、オフから(ボールが落ち際に右に曲がる)フェードボールに取り組んできた。本来は飛距離が出るドローボール(左に曲げるボール)が持ち球だが、スピンがかかり、飛距離を制御しやすいフェードを「オーガスタ攻略の鍵」に掲げた。
この日の練習ラウンドでも、16番パー3でグリーン奥に切られたピンに対し、6番アイアンを使ってフェードボールで攻めた。ボールはピン横に落ち、ワンバウンドして約1メートルにピタリ。「イメージがわいた。(意識せず)自然に打てるようになってきた」と手ごたえを口にした後、「あの時、フェードが打てていたら」と昨年の16番を思い出してポツリ。新たな技術習得に「悔しさ」は必須条件だったようだ。
初日の組み合わせは、先週ツアー優勝のキムと先々週大会を制したエルス。直近のツアー勝者2人に挟まれてのラウンドにも、「あこがれであり、好調な2人が、どうコースを攻略するのか楽しみ。(組み合わせを決めた)マスターズ委員会に感謝したい」と気負いはない。
小学校の卒業文集に「20歳でマスターズ優勝」と書いた石川。「夢の夢だけど、可能性がある限りは夢を持ち続けていいんじゃないかな」。まだ、その時まで2年ある。
最終更新: 2010-04-07 19:29
作成者: vedit