ゴルフ情報局 お知らせ
マスターズ:初出場の池田勇太、我が道を行く
米男子ゴルフの今季メジャー第1戦、マスターズ・トーナメントは8日午前(日本時間同日夜)、オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)で開幕する。
ゴルフの祭典の舞台に立ちながら、これほど普段通りでいられるゴルファーは珍しい。マスターズ初出場となる24歳の池田勇太。「特に何もないなあ。まあ起伏が多いかな」。緑のじゅうたんと形容される美しいコースの印象も、彼にかかれば一言で片付いてしまう。
「我が道を行く」という言葉がぴったりだ。7日の公式練習最終日もたった一人でコースに飛び出し、独自の調整。昨年賞金王を争った石川が9度目の出場となる片山とラウンドをともにし、コース攻略法を必死に探る姿とは対照的だ。オーガスタは左に曲がるホールが多く、(ボールが落ち際に左に曲がる)ドローボールが有利とされる。持ち球が逆のフェードボールの池田だが、「打ちづらいけど、球筋を変える気なんてない。何とかなるよ」と、あくまで強気だ。
技術の高さには定評がある。池越えの16番パー3。公式練習では、ホールを取り囲む観客が選手たちに池にボールをバウンドさせる「水切りショット」を要求することで知られる。「そんなことやったことない。でも、しないわけにいかないでしょ」。この日も低いボールで水面を数度バウンドさせ、ピン横50センチにつけて大歓声を浴びた。技術に加え、勝負強さがなければできない芸当だ。
本番を前にしても「緊張? 全然ないなあ」とあくまでマイペース。「まあ、やってみないとわからないよ」。ぶっきらぼうにも聞こえるが、その目はしっかり前を見据えている。
最終更新: 2010-04-08 20:26
作成者: vedit